機械割が高いジャグラーが勝ちやすいジャグラーではない-マイジャグとアイムの比較

皆さんはマイジャグが好きですか?

僕はマイジャグが大好きです。

 

なんでマイジャグが好きかというと・・

静かにペカって周りに気付かれないのがいいからです。

マイジャグの液晶GOGOランプが美しいからです。

BIG中の音楽が歴代のジャグラーの音楽で・・・

 

嘘です!本当は機械割が高いからマイジャグが好きなんです!

 

ふぅ。。

で、ですね、

実はマイジャグって勝ちにくいんですよ!マジで!

よく考えたら、当たり前のことなんですが、マイジャグの高設定は機械割が高いわけですから、そうそう簡単に店側はマイジャグに高設定を入れられないんですよ。

だから、マイジャグは勝ちにくい。

これは凄く当たり前のことなんですが、専業(プロ)ですら、この当たり前の事実を忘れてしまって、マイジャグで負けてしまうこともあるのですよ。

 

実際に店側がどういうマイジャグの高設定トラップを仕掛けてくるのかを交えて、機械割が高いジャグラー=勝ちやすいジャグラーとは必ずしもならないことを説明します。

 

 

マイジャグの設定5が1台とアイムの半分設定5

毎月特定の日に、マイジャグのシマに設定5を1台入れて、アイムのシマは半分設定5にする店が過去にありました。

マイジャグもアイムも、設定5以外の残りの台はおそらく全て設定1です。

 

上記のような状況だと、どういう状態になるか想像ができますか?

この特定日の結果はいつも同じです。

アイムのシマは、おじいちゃんからおばあちゃん、おばちゃんたちでごった返します。皆さんわいわいアイムを楽しんでいます。

そして、マイジャグのシマには若者が集まってきて、ギラギラした目で約1/15で設定5のマイジャグをブリブリ回すのです。

 

数時間後には、当然、マイジャグのシマには屍の山が築かれます。

泣きそうになりながら、夕方になってアイムを打っている若者もいます。。

まあ、夕方になればテッパンで設定5と言える数字のアイムが拾えますから、少しでもマイジャグの負債を取り戻そうとアイムを打つことは間違っていませんが。。

 

僕は若者の無謀な立ち回りを批判したいのではありません。

そのくらい、マイジャグの高設定には不当な魅力がある、と言いたいのです。

だって、僕も設定5のマイジャグ狙いで何度もやられたことあるもん。。

 

勝ちやすいジャグラー=高設定の機械割×高設定の取りやすさ

高設定の機械割がいくら高いジャグラーでも、その高設定が取りにくければ、勝ちやすいジャグラーとは言えません。

あ、当たり前ですよね。。

そして、高設定の機械割が多少低くても、高設定が取りやすいジャグラーは勝ちやすいジャグラーと言えます。

これも、ある意味、当たり前です。

 

ですが、その当たり前のことが冷静に考えられなくなるのが、パチンコ屋という空間です。

これが僕の長年の専業生活で出した答えです。

パチ屋の中では、当たり前のことも当たり前には思えない、ということです。

 

目の前に「ほぼ設定5以上確定であろうアイムジャグラー」と「高設定の可能性があるマイジャグラー」が両方空いていたら、「高設定の可能性があるマイジャグラー」を打ってしまうのがパチ屋という魔空間です。

 

上記のような状況なら、基本的にアイムのほぼ設定5だろう台を打つ方が勝ちやすいです。

マイジャグの設定5とアイムの設定5を比べると、マイジャグの設定5の方が機械割が高いですが、アイムの設定5の2倍はありません。

そして、マイジャグは設定2~設定3でも結構ボーナス確率が良い機種なので、推定設定5以上が「ほぼ確定」になるためには、設定6以上の数値で引いている状態になる必要があります。

設定6以上の数値で引いているマイジャグの空き台に座るかどうか迷う人はあまりいません。そんな台が空いていたら、座る前にお金をサンドに入れます。。

つまり、推定高設定のアイムと高設定の可能性があるマイジャグのどちらを打とうか迷った場合には、マイジャグを打つのは下策なのです。

少なくても、現在のホール状況を考えるとアイムを打つべきです。

迷う必要がないくらいマイジャグの合算ボーナス出現率が良い場合以外は、アイムの高設定らしき台を打った方が良いのです。

 

(「アイムとマイジャグで迷ったらアイムを打つべき」ということは実践的に間違いないです。これは、現在のホールがアイムには高設定を多く入れるけれど、マイジャグにはなかなか高設定を入れない、という事情があるからです。)

なぜ機械割が高いジャグラーを皆が好むのか

その高設定の取りやすさを考慮せずに、少しでも機械割が高い機種を狙ってしまうのは、実はある意味ギャンブルとしては普通のことです。

例えば、宝くじは当選確率などまったく考慮されず、どんどん1等当選金額だけが上がり続けています。その方が売れるからです。

雀荘も高レートが好まれるらしいです。ですが、あまり高レートでやっていると、当局に目をつけられるらしいですが。。

パチンコやスロットも、ギャンブル性の高い機種が人気になっては、その規制の繰り返しの歴史です。

ジャグラーもギャンブなので、少しでも機械割が高い機種が好まれて当然なのかもしれません。ですが、勝ちやすさとギャンブルとしての面白さは別物です。

 

多くの客がパチンコ屋で「ギャンブル」をして、お店に負けて「遊技料金」を払うわけです。

しかし、その逆のことをすれば勝てる可能性がでてきます。

「ギャンブルをしない=機械割の高い機種を狙わない」ことで、ジャグラーで勝てる可能性は上がります。

 

専業(プロ)はマイジャグとアイムのどちらを打つのか

僕は現在月5日~10程度のセミプロですが、以前は完全に専業でした。

その専業時代の知り合いと、今でも連絡を取ったり、ホールで偶然会ったりします。

僕や彼らがマイジャグとアイムのどちらを打つかというと・・・

 

結論から言えば、どちらも打ちます。

好みによって、どちらを多く打つかは専業でも人それぞれです。

僕は専業時代はマイジャグとアイムの半々くらいだったかな。。

今は「良い状況だけ打つ」というセミプロなので、マイジャグを打つことの方が多いです。

 

マイジャグとアイムのどちらを打つのかは、好みの問題が大きいです。それは専業でも素人でも。

ですが、ジャグラーで勝ちたいのならば、どちらかを選り好みして打つのではなく、打ち分けるべきです。

 

ジャグラーの専業目線での機種の打ち分け方は、こちらに詳しくまとめていますので、興味のある方はご覧下さい。

 

ジャグラーでプロがおすすめする機種は?

ジャグラーでプロがおすすめする機種は?

 

でも、必ずマイジャグが勝ちにくいわけではない

最後に「必ずマイジャグが勝ちにくい」というわけではないことを補足して、今回のページを終わらせようと思います。

僕はこのページの冒頭で、店の「マイジャグの高設定トラップ」という言葉を使いました。

現在のホールのマイジャグラーは、基本的に店のトラップがかけられていると考えるべきです。

なぜならば、マイジャグで「基本設定が1で、その中に設定5や設定6を混ぜる」というような、昔ながらの設定の入れ方をする店が、今は皆無だからです。

マイジャグラーという機種の高設定は、本来は機械割が高い上に分かりやすい、とても勝ちやすい機種です。

だからこそ、マイジャグラーシリーズの人気が出て「Ⅳ」まで続くロングラン機種になってわけです。

 

マイジャグとアイムが同じ設定配分ならば、絶対にマイジャグの方が勝ちやすいです。

同じ設定配分ではなかったとしても、使う設定が同じならば、やはりマイジャグとアイムではマイジャグの方が勝ちやすいです。

先ほど「マイジャグが1/15で設定5、アイムが1/2で設定5」という店が過去にあったと書きました。

これは極端ですが、例えば「マイジャグが1/5で設定5、アイムが1/2で設定5、(残りの台は設定1)」という条件ならば、ライバル次第ではマイジャグの方が勝ちやすいと言えます。

これが「マイジャグが1/3で設定5、アイムが1/2で設定5」ならば、適当に座って判別したとしても、マイジャグの方が勝ちやすいと言えます。

 

要するに、マイジャグという機種が自体が勝ちにくい機種というわけではなく、マイジャグという機種が勝ちやすいゆえに、今のパチ屋はマイジャグにトラップをかけまくって勝ちにくくしている、ということです。

その逆に、アイムは元々勝ちにくい機種なので、今の店はアイムを勝ちやすいように設定を入れている、ということです。

アイムではほとんど中間設定を使わない店は少なくないです。その結果、アイムの設定5は非常に取りやすい設定になっています。

(アイムジャグラーの設定5狙いが勝ちやすいことは、こちらに詳しくまとめていますので、興味のある方はご覧ください。「アイムジャグラーの設定5が稼ぎやすい理由」)

アイムジャグラーの設定5が稼ぎやすい理由

 

現在のホールのマイジャグは勝ちにくいですが、新規開店やリニューアル直後のホール、年に1回の特定日(例えば5月5日など)で、マイジャグが甘く使われている状態ならば、言うまでもなくアイムより勝ちやすいです。

そういった時は、店側も派手に出したい場合もあるでしょうから、アイムではなく目立つマイジャグの高設定で出してくる可能性が高いです。

 

平常営業ではコツコツとアイムの設定5を打つ。強い日など、ここぞという時には、マイジャグの高設定狙いをする。

これが今のホール状況にマッチした立ち回りではないでしょうか。

 

追記・「マイジャグラーⅣ」の発売が迫っています。

マイジャグラーⅣは、今までのマイジャグシリーズと同スペックになることが決まっています。また、5号機最後のジャグラーになります。

マイジャグラーⅣは、かなり特殊な時期に発売されるマイジャグなので、そのホールでの扱われかた(設定の入れられ方)は、かなりの部分予想ができると思われます。

マイジャグラーⅣについてのホールでの扱われかたの予想をまとめましたので、興味のある方はご覧ください。

 

マイジャグラー4で設定6をつかむ方法-マイジャグラー4徹底予想

マイジャグラー4で高設定をつかむ方法-設定判別&設定6ピンポイント狙いなど

 

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