ジャグラーの勝ち方を3行でまとめました

ジャグラーの勝ち方は3行になります。

ジャグラーの勝ち方

  1. ジャグラーを打つ。
  2. データと収支を記録する。
  3. 打ち方を改善し、またジャグラーを打つ。

 

以上の3つの行動を繰り返していたら、いずれ必ずジャグラーのトータル収支はプラスになります。必ずです。

本当に上の3つだけです。

ただ、これだとあまりに漠然としていて抽象的過ぎるかもしれないので、もう少しだけ詳しい3行にしてみます。

 

ジャグラーの勝ち方ver2

  1. なるべく高設定っぽいジャグラーを打つ。
  2. 打ち始めた台のデータと止めた時の台のデータを細かく記録する。
  3. 打ち始めた条件と結果を照らし合わせて、勝てる条件を逆算する。その勝てる条件の台を探してまたジャグラーを打つ。

 

どうでしょうか?

これならば、本当に勝てるような気がしませんか?

い、いや、「気がする」んじゃなくて、本当に勝てるんですけどね!・・・

 

上の3行を読んだからといって、すぐに勝てるようになるとは思えないかもしれません。

でも、実際にジャグラーの専業(プロ)がやっていることを簡単にまとめると、上の3行になるのも事実です。

 

矛盾しているようですが、種明かしをすると、上の3行を実行する場合には途中でいろいろと問題が発生する、ということです。

その問題をクリアできる人がジャグラーで勝てる人、と言えます。

 

このページでは、上の3行を実行する場合に起こる問題の代表的なものをあげて、その解決策をまとめていきます。

 

 

ジャグラーで「打ち始めた台と心中」はダメ

入店して最初に座る台は重要です。

重要ではありますが・・・

重要ではありますが、実は最重要ではないです。

最初にどの台に座るかは重要ですが、それ以上に「最初に座った台と心中(しんじゅう)しようとしない」ことの方が重要です。

 

冒頭の3行の中の1行目・「なるべく高設定っぽいジャグラーを打つ」ことが重要です。

なので、どんなに必死に探し出した高設定っぽい台だったとしても、それ以上に高設定っぽい台が空いた場合は、台移動してその台を打つべきです。

 

台に思い入れしてしまって、合理的な台移動ができない場合があります。

また、台移動が面倒になってしまう場合もあるかもしれません。

ですが、それらは「なるべく高設定っぽい台を打つ」ことの妨げになっています。

 

言いかえると、ジャグラーを打ち始めた以降も台選びを続けるべきです。

より高設定っぽい台が空くことにアンテナを張りながらジャグラーを打つべきです。

 

ほとんどの人は、台選びの時間よりも打っている時間の方が長いはずです。

もし、あなたがジャグラー打っている時間が、まるまる台選びの時間になったとしたら、完璧な台選びができると思いませんか?

 

(台移動した場合のデータの残し方は後述します。)

 

ジャグラーの台選びでは想像以上にREGが重要・REG1回=BIG3回

僕がホールで見ていると、多くの素人さんはBIG出現率を中心に台選びをしているように見えます。

REG回数を見て台選びをしている人でも、REG出現率がどんなによくても、BIG出現率が悪い台は打たない人もいます。

ですが、ボーナス出現率からジャグラーの設定を推測する場合は、実は思った以上にBIG出現率よりもREG出現率の方が重要です。

 

細かい数字はここでは出しません。ですが、大まかに言います。

ボーナス出現率から設定推測をする場合は、一般的なボーナス確率のジャグラーならば、REG1回とBIG3回が同じ価値です。

つまり、同じ回転数の台ならば、BIG18回・REG9回の台と、BIG15回・REG10回の台と、BIG12回・REG11回の台と、BIG9回・REG12回の台は、ほぼ同じ推定設定になります。

マイジャグラーの3000回転で上記のボーナス回数の設定推測結果(パチマガスロマガより)を貼っておきます。

上の4つのケースでは、推測設定が大きくは変わっていないことが分かります。

BIG回数が18回→15回→12回→9回となるにつれて設定5・設定6の可能性はわずかずつ減っていますが、設定4の可能性はわずかずつ増えています。

マイジャグで現実的に判別すべき設定2~設定5の間の数字だけを見れば、ほぼ変わっていないと言えます。

 

さらに、設定間でBIG確率の差が小さく、REG確率の差が大きいアイムジャグラーの場合は、REG1回とBIG5回が同じ価値です!

アイムジャグラーの3000回転で、BIG22回・REG9回の台と、BIG17回・REG10回の台と、BIG12回・REG11回の台と、BIG7回・REG12回の台を比べると、なんと後の方になるにつれて設定推測結果が良くなっていきます。

 

ゴーゴージャグラーも、アイムと同様にREG1回=BIG5回として台選びをすべき台です。

ジャグラーはREG中心に台選びをすべきです。

 

ジャグラーを打たずに帰ることはできますか?

あなたは、ジャグラーが打ちたくなってホールに行ったて、良さげな空き台がなかった時に帰宅することはできますか?

「なるべく高設定っぽいジャグラーを打つ」ということは、高設定っぽい空き台がまったくなければ、空くまで待つか、帰宅するということです。

 

パチ屋が日によって出す日と出さない日に差を付けていることは、ご存知の通りです。

微妙なラインの日はともかく、明らかに出してない日と判断できた場合は、勇気ある撤退をすることが重要です。

ジャグラーで高設定を打って1万円勝つことと、ジャグラーで低設定を打たずに1万円の負けを阻止することは、同じだけの価値があります。

 

低設定台を打っても、必ず負けるわけではありません。

ですが、運勝ちした人は、次も運勝ちを狙いたくなります。そして、いずれ運に頼った勝負しかできなくなり、トータルでは必ず大きく負け越します。

 

高設定台を狙いに行って、失敗して低設定を打ってしまうのは仕方のないことです。

ですが、初めから低設定だと分かっているのに、その台の運勝ちを期待して打つことは、「たまになら問題ないだろう。」と言いながら危険なクスリに手を出すようなものです。

運勝ちは癖になるのです。

運勝負の弊害をどれだけ強く意識できるかが重要なところです。

 

ジャグラーのデータは何を記録すればいいのか

ジャグラー打った場合に残すべきデータは、打った日付と曜日、打った店、打ったジャグラーの機種、打ち始めの総回転とBIG&REG回数、打ち終わった時の総回転とBIG&REG回数、ぶどうを数えた場合ぶどう回数、などです。

(当サイトではジャグラーのぶどう回数は基本的に数える必要がないとしています。ですが、同じ店の同じ機種の良さげな台などのぶどうを長期的に数えることは、その店の優劣を測るために有効です。ぶどう回数を数えるべき状況はこちらにまとめています。「ジャグラーのぶどうが重要な機種ランキング-いつもぶどうを数えてるの?」)

少し面倒かもしれませんが、これらのデータを残しておけば、色々と面白い統計を見ることができます。

 

例えば、打った曜日ごとにデータを集計してみれば、自分がジャグラーで勝ちやすい曜日が出てきます。

僕の住む関東のホールの最近の傾向では、火曜日あたりに新装開店をして、それに合わせてジャグラーの設定を甘めにすることが多いです。

打った曜日と実際の勝ち負けの額を記録しておけば、本当に新装開店の日に自分が甘めの設定のジャグラーを打てているのかが分かります。

 

ジャグラーの機種別のトータル収支や時給を集計してみるのも面白いと思います。

僕の予想では、最近のホールでは多くの人はマイジャグラーで勝ちにくく、アイムジャグラーで勝ちやすくなっているのではないかと思います。

 

さらに、打ち始めの回転数&ボーナス回数を記録しておいて、その打ち始めからの結果の勝率やトータル収支を記録しておけば、自分が打ち始めるべきボーナス回数のラインが把握できます。

当たり前のことですが、BIG&REG出現率が良い台を選べば選ぶほど、勝率やトータル収支良くなるはずです。

ただ、「もっと良い台、もっと良い台」と探していると、キリが無くなってしまうことも事実です。

高設定っぽい台を選ぶ時間と、妥協して打ち始める現実的なラインを、自分の過去の統計データから出せば合理的です。

 

台移動した場合のデータはどう記録する?

台移動した場合に、いちいち各台のデータを付けるのは面倒です。

もちろん、丁寧に全ての台のデータを記録するのが苦にならない人は、どんどん細かくデータを記録すべきです。

また、台移動した場合でも、各台をそれなりに回した場合は、全てのデータを残すべきです。

 

ただ、僕自身は面倒くさがりなので、500回転以下しか打たなかった台のデータは一律で取らないことにしています。

面倒な人は、1000回転以下は取らないと設定してもいいかもしれません。

500回転(1000回転)せずに止めた台は、打ち始めのデータも破棄します。

 

データは大ざっぱに取って、長く取り続けることが重要です。細かいデータを取るのが苦になるくらいなら、回転数の少ないデータは破棄しましょう。

ただ、ひとつだけポイントがあります。

最小回転数を決めて一律にデータを破棄するのは問題ないですが、勝ったデータだけ、もしくは負けたデータだけ残してしまうのはまずいです。

勝っている場合は機嫌がよくなり、細かく収支をつけたくなりますし、負けている場合はやる気がなくなり、細かいデータなど取ってられるか、という状態になる人も多いと思います。

特に「コインを飲まれてヤメ」の場合に、止めた台のデータを確認すること忘れてしまう可能性は高いです。

僕自身、飲まれて止めた台のデータを取り忘れは本当に多いです。

 

ですが、勝った状況と負けた状況を比較して、勝てる条件を模索することがデータを取る目的です。

勝った(勝っている)状況だけデータを残してしまうと、データを取る意味が無くなります。

データを取る条件を事前に決めておいて、その時の勝ち負けや気分に左右されずに、条件に合う時は機械的にデータを記録する必要があります。

 

「飲まれてヤメ」の台のデータだけ取り忘れることが多くなると、負けた台のデータだけ少なくなってしまいます。

そうすると、データが偏ってしまって、非常によろしくないです。

その場合や思い出せる範囲(その台をもう誰かがが打っていたら、後ろから自分の打った範囲のボーナス回数だけでも見て)、アバウトなデータを補いましょう。

データがアバウトになってしまっても、データが偏るよりはマシです。

 

ジャグラーはデータと収支を記録し続けるだけで上手くなる

ジャグラーはデータと収支を記録し、集計し続ければ、確実に上手くなっていきます。

記録して集計するだけでジャグラーが上手くなります。

大事な事なので2度書きました。

 

勝とうが負けようが、コツコツと詳細なデータと収支を記録し集計し続けるような努力ができる人ならば、そういったことより遥かに楽な「ジャグラーの立ち回りや台選びのわずかな改善」ができないわけがないからです。

まあ、少し逆説的なことになりますが・・

 

「絶対に高設定だと思える台しか打たないことに決めた!そうすればジャグラーで必ず勝てる!何時間でも何店でもジャグラーのシマを徘徊して、絶対に高設定だと確信できる台を見つけるぞ!」

という人ならば、とっくにジャグラーの収支はプラスになっているはずです。

そこまでの意気込みは必要ないです。

ほんの少し努力して、それを長く続ければ、ジャグラーの収支は必ず少しずつ良くなっていきます。

 

例えば、先ほど例をあげたように、自分が打った曜日を集計すると、プラスになっている曜日とマイナスになっている曜日があるかもしれません。

その場合は、マイナスの曜日は打たずに、色々な店のジャグラーのシマの偵察に徹してみてはいかがでしょうか。

もしくは、そのトータルでマイナスな曜日だけ、自分の打ち出す基準を厳しくするのも面白いです。

その曜日だけ、1番勝っているジャグラーの機種しか打ってはいけないことにするのもいいです。

そして、厳しい条件をクリアした時だけ打ち、それ以外は帰宅するか、色々な店のジャグラーのシマの偵察の時間にするのです。

1番負けている部分だけを改善するだけで、マイナス部分がプラスに転じて、とても効率のよい努力になるはずです。

 

 

このページでは、主にジャグラーのデータを記録することの意味を説明しています。

収支を記録することの意味については、こちらのページで詳しく解説しているので、興味のある方はご覧ください。

 

ジャグラーの収支を記録すると勝ちにつながる4つの理由

ジャグラーの収支を記録すると勝ちにつながる4つの理由

 

現在のホールではジャグラーのデータは長期で見るべき

僕はこのページの冒頭で「3つの行動を繰り返していたら、いずれ必ずジャグラーのトータル収支はプラスになります。」と書きました。

繰り返していたら、いずれ」が、実は一番重要です。

自分が打った台のデータと収支を記録し続けて、本当にどんな些細なことでもいいから改善点を見つけて改善し続けていければ、いずれ必ずジャグラーの収支はプラスになります。

こんなことは、僕が強調するまでもなく、当たり前のことですよね。

偉そうに書いて、申し訳ないです。

繰り返し改善が続けば、いずれとても良いものになって行く、というだけのことです。

 

ただ、ジャグラーの勝ち方を考える場合は、2重の意味で「繰り返す」ことが重要になります。

まず、繰り返すことが重要な一つの理由は、先ほど書いたように「勝っても負けてもコツコツと収支とデータを付けるくらい努力できる人ならば、ジャグラーの打ち方を少しずつ改善して行くことはたやすい」ということです。

そして、打ち方を改善する指針になるデータが、手元にたくさんストックされていることになるからです。

 

繰り返すことが重要な理由がもう一つあります。

現在のホールのジャグラーの状況だと、繰り返しコツコツとデータと収支をストックしていかないと、正確な判断ができるくらいのデータ量にならないからです。

数年前までは、今よりもはるかに分かりやすいジャグラーの設定配分でした。

当時は、ジャグラーで設定2や設定3などを使うホールは少なかったです。

それに、イベント告知によって、必ず高設定が投入されている状況などが分かりました。

そのころに比べると、現在のホールのジャグラーの設定判別は暗中模索もいいところです。

マイジャグラーで設定2や設定3などを多数投入するホールでは、設定判別も糞もなくなってしまいます。

分かりにくい設定配分を読み切るためには、分かりやすい設定配分の何倍ものデータが必要になります。

 

マイジャグのフェイク設定については、こちらでまとめています。よろしければご覧下さい。

 

マイジャグラーの高い機械割に騙されるな!マイジャグの注意喚起と対応策のまとめ

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そういったわけで、現在のホールではコツコツとデータをストックしていって、おおよその設定推測をすることが、とても重要になっています。

「高設定らしき台の空き台を見つけて打っているのに、いつも負けてしまうような店」に心当たりはありませんか?

そういう店では、「高設定らしき台」のあなたが打っている範囲のデータをコツコツとストックして、集計してみるべきです。

集計したデータが設定2~設定3の範囲だったら、その店は設定2~設定3のフェイク設定を多用している店の可能性が高いです。

設定2~設定3を多数投入すれば、その台の内の数台は、設定5~設定6の数値でボーナス引く台が現れます。

そいういうフェイク設定の台を、あなたは打たされていたのかもしれません。

 

現在のホールでは、ジャグラーを打った場合に詳細なデータと収支を記録し、コツコツとストックして、それを分析することが重要です。

むしろ、コツコツとデータをストックできた時点で、勝ったも同然だと言っても過言ではないと僕は思います。

 

まとめ

最後に一言、お詫びを申し上げます。

3行で書いた「ジャグラーの勝ち方」の説明に、6000文字以上の補足を入れてしまって、申し訳ありませんでした。

 

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