皆さんはマイジャグを打つ時に、設定判別ツールを使っていますか?
僕は専業(プロ)時代も、セミプロの今もツールは使っていません。
ここぞという時には使いますが、基本的にはほぼ使いません。
なぜならば、ツールでの設定判別は設定配分が不明だとほとんど意味がないからです。
ツールは設定配分は判別してくれません。
なので、設定判別をツールに頼ってしまうのは非常に危険です。
それよりも、マイジャグでは自分の台やシマ全体をアバウトに(感覚的に)判別しつつ、押し引きを決めるべきです。
以下に、マイジャグをアバウトに(感覚的に)判別する方法をまとめます。
目次
アバウトにマイジャグラーを設定判別するメリット
マイジャグをアバウトに設定判別するメリットは以下のようになります。
- 大ざっぱにホールの実情に即した設定判別ができる
- 一々ツールを使う手間が省ける
- 自分で設定判別する癖がつき、台選びが上手くなる
マイジャグをツールを使って設定判別するデメリットは以下のようになります。
- 設定判別ツールは設定配分次第でまったく違った結果になる
- ツールで設定配分を推測することは不可能
- 機械的な作業になるので台選びの実力がつかない
- 設定配分を考慮しないツールでの判別結果は高めの予測設定になるので、無駄に低設定を打ってしまう
どうでしょうか?
設定判別ツールを使ったことがある人は、見に覚えがあることはありませんか?
ツールを使って、「設定6の可能性が5%」などと出ても、通常営業のホールならば、現実的にはその台が設定6の可能性はほぼ0%ではないでしょうか。
まず設定1を排除し設定6のことは忘れる
マイジャグをアバウトに設定判別(推測)する上で一番重要なことは、まず設定1を排除することです。
マイジャグは設定1と設定2の間に大きな壁があります。
主にREG確率と機械割の壁です。
BIG | REG | 合算 | 機械割 | |
設定1 | 1/287 | 1/431 | 1/172 | 96.57% |
設定2 | 1/282 | 1/364 | 1/159 | 99.01% |
設定3 | 1/273 | 1/341 | 1/152 | 101.16% |
設定4 | 1/264 | 1/293 | 1/134 | 104.32% |
設定5 | 1/252 | 1/278 | 1/132 | 107.14% |
設定6 | 1/241 | 1/241 | 1/120 | 111.58% |
マイジャグの設定1の機械割は非常に悪いです。
ですが、マイジャグの設定2の機械割は約99%と100%近くあり、設定2にしては優秀な数値です。
なので、マイジャグを打つ上で重要な設定判別は、まず設定1なのか、それとも設定2以上なのかを判断することです。
そして、都合が良いことに、マイジャグは設定1と設定2のREG確率が大きく違います。
(設定1のREG→1/431・設定2のREG→1/364)
少し間抜けな結論になりますが、マイジャグではとにかくREG出現率が少しでも良い台を打つべきです。そうすることで、最低でも設定1は避けられることになります。
マイジャグで設定2以上ならば、機械割が99%以上となり、大きな痛手は受けない設定です。(非常に運が悪い場合は大負けするかもしれませんが、それは高設定とて同じことです。)
まずは、アバウトでいいですから、設定1を避けるために、なるべくREG出現率の良い台を選びましょう。
そして・・・
マイジャグを設定判別する場合は、設定6の存在を忘れてしまいましょう。。
現在のホール状況を考えると、新規開店やリニューアルオープン、年に1回レベルの特定日など、かなり特殊な状況でしか、マイジャグの設定6は入っていないと考えるべきです。
通常営業では、マイジャグでは設定6はまったく入っていないと思っていて問題ないです。
もし間違って入っていたとしても。。安心して下さい。すぐに気付きます!
マイジャグの6は、ボーナス確率も機械割も現役のジャグラーの最強クラスです。間違って捨ててしまう可能性はほとんどないくらい、ボーナスを連打してくれるでしょう。
マイジャグの設定6は、設定判別などする間もなく高設定だと気づく設定です。
その店の過去の実績を思い出しながら感覚的に判別する
まず設定1を排除するREG出現率で台を選び、打ち始めるべきです。そして設定6の存在を忘れましょう。
そうすると、当たり前ですが、設定2から設定5の範囲での設定判別をすることになります。
そして、ここで悲しい事実があります。
マイジャグの設定2から設定5の範囲での正確な設定判別は、2000~3000回転以下のような短時間で簡単にできるようなものではないです。
じゃあ、設定1と設定6がなくなって、それで設定判別が終わりか?
となりますが、それではいくらなんでも「アバウト判別」過ぎですよね。。
でも、マイジャグは、設定2あれば短期間ならどれだけBIG®を引いてもおかしくないスペックなことは事実です。
そこで、僕はいつもこうします。
その店の通常営業なら通常営業の「ハズレ設定」「当たり設定」「フェイク設定」の予想設定と台数をそれぞれイメージして、打っているシマ全体を見渡し、アバウトにそれらを各台に当てはめます。
イメージで設定判別するのですから、かなりアバウトなものにはなります。
ですが、「ハズレ設定」は設定1で、簡単に当てはめることはできます。
残りの「当たり設定」と「フェイク設定」の台数は、そう多くはないはずです。
「いつも、当たりの設定5がシマに1台~2台に対して、フェイクがその倍の台数くらいあるから、アレとアレとアレがまだ設定5の可能性がある。」
などのように、僕はアバウト判別をしています。
ツールを使って設定判別する場合は、1回のボーナスでパーセントが結構変わったりします。
それに対して、上記のようはアバウト判別は、相対的なものなのでブレは少ないです。
マイジャグのぶどうは基本数えない
マイジャグをアバウトに設定判別する場合は、ぶどうは数える必要はないです。
ぶどう出現率は、3000回転くらい以上で、かつ設定1以下の数値や設定6以上の数値など極端な場合のみ、有効になる設定判別要素です。
通常営業なら、設定2から設定5までの範囲で判別する可能性が高いですし、さらに打つ時間も半日程度以下ではないでしょうか?
そういう場合は、ぶどう回数を数えても手間が増えるだけです。
下手をすると、ほとんど設定推測には影響を与えないぶどう出現率にひっぱられて、間違った判断をしてしまうかもしれません。
マイジャグのぶどう出現回数は基本的に数える必要はないです。
僕は、新規開店やリニューアルオープン、年に数回以上の強い特定日に朝一からマイジャグを打つ場合のみ、ぶどう回数を数えることにしています。
マイジャグアバウト判別・補足
以上が僕がおすすめする「マイジャグのアバウト設定判別」になります。
簡単に言えば、「数値での判断は最低限にして、ホール内(シマ内)の状況を優先して設定判別しよう!」という感じです。
基本的には、これまでの説明で良いのですが、細かい注意点があります。
以下に、マイジャグアバウト判別の補足をします。
ツールを使って設定判別すべき状況
僕はマイジャグを打つ場合には、今回おすすめしたアバウト判別をしているのですが、ツールを使った方が有効な場合もあります。
それは、「同じ機種(シマ)内で、2台以上の良さげな台のどちらを打つか迷った場合」です。
ホール内のある台の数値(例えば2000回転でBIG8回・REG8回)が、高設定なのか低設定なのかをツールで判別することは、設定配分が分からないので、あまり有効ではありません。
ですが、ある機種(シマ)に経験的に1台は高設定があると確信できる場合に、2000回転でBIG10回・REG6回の台と、2000回転でBIG4回とREG9回の台では、どちらの方が高設定台の可能性が高いのかをツールを使って調べることは意味があります。
数字同士の比較なら、設定配分は関係ないからです。
ちなみにパチマガ・スロマガのツールだと、2000回転でBIG10回・REG6回の結果はこちら
設定6を除く(笑)高設定の可能性は設定4+設定5で、約37.5%になります。
2000回転でBIG4回とREG9回の台ならば
設定4+設定5で約41.7%です。
わずかな差ですが、BIG4回・REG9回の台を打った方が高設定の可能性が高いことになります。
上記のような数字でも、実際のホールでは40%近くも高設定の可能性があるわけではありません。
ですが、経験的な予想などの条件が同じくらいの2台以上で、どちらを打った方がいいか迷った時には、ツールで総回転数とBIG®の回数から、マシな方の台を計算することは有効です。
単独REG出現率はマイジャグの設定判別で一番有効な数字
マイジャグのアバウト判別は、あまり細かい数字を考慮せずにシマ全体の状況を優先する、というのが基本方針です。
ただ、単独REG出現率だけは、たとえアバウト判別でも、判別要素に盛り込むべき数字です。
そのくらい、マイジャグの単独REG確率は設定間の差が大きい数値です。
単独REG出現率を知るには、チェリー目押しをする必要があるので、自分が打っている台の数字しか知り得ません。
マイジャグのアバウト判別を行っている場合でも、自分が打っている台の単独REG出現率が極端に良くなった場合は、その台で全ツッパでもいいかもしれません。
マイジャグのアバウト設定判別・まとめ
マイジャグの設定1は死亡設定ですが、設定2から結構良いスペックになります。
そして設定6は超ハイスペックなので、ホールではめったに投入されません。
設定2から設定5までの判別を短時間で行うのは、意外に難しいです。
なので、マイジャグの設定判別は、まず設定1の可能性が低い台を選らんで、それ以降はボーナス出現率の数字よりも、そのホールの過去の設定投入状況からの設定判別(推測)を行うことが有効になります。
マイジャグは、最低限度のポイントをおさえた後に、どんぶり勘定で感覚的な設定判別すべきではないでしょうか。
現在、最新のマイジャグ4はジャグラーシリーズの中で一番甘く使われているジャグラーと言えます。
今回まとめた「マイジャグのアバウト設定判別」はマイジャグ4でも効果を発揮すること間違いなしです。
ぜひ、「マイジャグのアバウト設定判別」を使って、マイジャグ4で高設定を狙ってみて下さい!
マイジャグ4で高設定を取る方法は、以下のページにさらに詳しく説明しています。
興味のある方はご覧下さい。
マイジャグラー4で高設定をつかむ方法-設定判別&設定6ピンポイント狙いなど
マイジャグラー4で高設定をつかむ方法-設定判別&設定6ピンポイント狙いなど
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