ジャグラーが勝てない人が、勝てない理由を分析しても意味がないです。
なぜなら、自分の打ち方を変えてでもジャグラーで勝ちたい!と思える場合は少ないからです。
自分の打ち方はそのままに、策を用いてジャグラーで勝ちを目指してはいかがでしょうか。
横山光輝の「三国志」では、諸葛亮などの軍師が、よく分からない巾着?のようなものを将軍に渡します。
将軍がその巾着の中の紙に書いてあることを実行すると、速攻で戦に勝ちます。
ジャグラーもあのイメージでいいのかもしれません。
(本当か?)
このページでは、三国志っぽく「上策」「中策」「下策」の三策を、ジャグラーが勝てない場合の策とします。
「上策」はその名の通り「上策」なので、上等なな正攻法です。
「下策」は即効性があり、泥臭い策です。
「中策」はその中間に当たる無難な策です。
あなたの好み次第で、どの策を読んで実行するかを決めると面白いかもしれません。
上策「一日の負けを負けと認めるな」
「上策」なので、正攻法です。
ジャグラーで「負けを認めるな」は正攻法なのです。
本当です。
し、信じて・・・
できれば信じて、このページを読み進めてもらいたいです。。
もしあなたが「自分はジャグラーで勝てない」と思っている場合は、「勝てない」ことの定義を変更してみるのがスマートな「上策」になります。
多くの人は、軍資金がつきたり、出玉が飲まれたり、閉店したりして、「ジャグラーで負けた」ことが確定しているのではないでしょうか。
そして、家に帰ってきて「ジャグラーは勝てないな~」と思うのです。
軍資金がつきたり、出玉が飲まれたり、閉店したりしてジャグラーをやめるのは、それぞれ一つの区切りです。
そういった特定の区切りを勝ち負けのラインすることは、実はあまり合理的ではないです。
そういった区切りで勝ち負けを判定するのならば、驚くことに、専業(プロ)の勝率はかなり低いものになってしまいます。
専業(プロ)はジャグラーで勝ち続けています。
ですが、「勝ち続ける」の定義が素人とは違います。
専業は軍資金が潤沢にあり、軍資金がつきて高設定台をやめることはありません。
出玉が飲まれても、高設定っぽい台ならば追加投資をして打ち続けます。
どんなにBIGがハマっても、REGが引けて高設定の可能性がある限り打ち続けます。
閉店時間がきても、高設定台ならば店員を無視して打ち続けます。
すいません、最後のは嘘です。。
専業は閉店時に負けていても、「高設定のジャグラーを打ったのだから、その日の収支はマイナスでも問題ない」とします。
なんだか、ジャグラーの専業は負けを負けと認めていないだけのようにも見えますが、そこがとても重要なことです。
(その日の)負けを負けと認めないことが、ジャグラーのトータル収支をプラスにするためには重要なことなのです。
その理由を説明していきます。
確率的に見ると、設定5の台を3時間打ち、それを2日間繰り返すことと、1日で設定5の台を6時間打つことは同じ価値です。
しかし、「負けた!勝った!」という視点でいえば、3時間×2日間と、1日6時間では随分違います。
初日の3時間で負け、2日目の3時間で前日の負け分を取り戻して、それ以上に勝った場合を例にして考えてみます。
2日間に分けて設定5を3時間ずつ打った場合
初日に設定5を3時間打ったが負け
帰宅後→「高設定を打ったのに負けてしまった。やっぱりジャグラーは勝てない。。」
2日目にまた設定5を3時間打ち、昨日の負け分を取り戻した以上に勝った
帰宅後→「やっぱり高設定を打てば勝てるんだ!」
1日で設定5を6時間打った場合
設定5を打ったが、3時間経過した時点で負けている
→「高設定を打っているのに負けている。まだ時間はあるし、高設定を打っているんだからその内に取り戻せるだろう!」
設定5を打ち続けて、6時間経過した時点で収支がプラスに転じた
→「やっぱり高設定を打てば勝てるんだ!」
確率的に見ると、上の二つは同じ意味合いの状況です。
ですが、ジャグラーの打ち手は、まったく違う心理状態になるはずです。
かたや、3時間終了時点で負けが確定して、その日は意気消沈しまっています。
かたや、3時間が終了しても「これから取り戻すぞ!」と、とても前向きになっています。
かたや、負けを認めていますが、かたや、負けを認めていません。
この負けを認めないことこそ、先ほど説明した「ジャグラーの専業は負けを負けと認めない」ということです。
大まかに言うと、専業は1ヶ月に100時間以上、高設定を打つことを目標としているので、たった1日(多くても12時間程度)の結果は深く気にしないのです。
まあ、気にしないというより、いちいち気にしていたら心が折れて、稼働できなくなるのです。
専業は、1日単位ではなく、1ヶ月単位でジャグラーの勝負をしているのです。
そして、100時間以上の勝負をする場合に、何が一番大切かというと、当然設定が一番大切になります。
1日単位の勝負では、引けた引けないの運が勝ち負けに直結します。
ですが、数時間ではなく数十時間、数百時間と、どんどん長くジャグラーを打っていけば、結果は打っている設定通りに近付いていくことは、誰でも予想ができることです。
1日単位の負けを負けと認めず、もっとずっと長い期間のトータル収支を勝ち負けの基準にすれば、今よりも高設定を打つ意識が高くなり、トータル収支は確実に上がることでしょう。
これが、ジャグラーが勝てない人に献じる三つの策のひとつ、「上策」になります。
中策「わずかに行動範囲を広げよ」
普段、自分がジャグラーの台選びをしてる行動範囲を、ほんの少しだけ広げてみるべきです。
ほんの少しだけ、です。
例えば、普段「今日はマイジャグラーが打ちたい!」という感じで打ちに行って、行きつけの店のマイジャグのシマの中から打つ台を決めている人がいたとします。
この人が「ほんの少しだけ」行動範囲を広げるのならば、「マイジャグのシマ」だけではなく、その店のジャグラーの全てのシマを見てみるのが良いです。
マイジャグで打つ台をキープした状態でも、他のジャグラーのシマを見に行くくらいはいいはずです。
ジャグラーの台選びでは、選ぶ候補の台数が倍になれば、高設定台をつかめる可能性も倍になります。
台選びの行動範囲が広くなれば、高設定をつかめる可能性が上がり、ジャグラーのトータル収支も上がるわけです。
「マイジャグを打ちに行っているのに、アイムなんか打てるか。」と思われる人もいるかもしれません。
大丈夫です。安心して下さい。
どのジャグラーの機種でも、ペカりまくれば(高設定なら)楽しいですし、ハマれば(低設定なら)詰まらないです。
マイジャグの低設定より、アイムの高設定の方が、絶対に楽しいです。
「行きつけの店に行ったら、取りあえずジャグラーは全台チェックするよ!」という人は、その店で良さげな台を発見できなかった場合だけでいいので、近くの他のパチ屋もチェックしてみるのはどうでしょうか。
駅前に何件かパチ屋がある場合は、多少面倒でも、それらのパチ屋をすべてざっと見回ってみることをおすすめします。
ほとんど客がいない店は別として、今のパチ屋は、ジャグラーにまったく高設定を入れないという店はほぼ存在しません。
もし、何件かパチ屋を回ることによってチェックできるジャグラーの台数が倍になれば、やはり高設定をつかめる可能性も倍になると言えます。
「駅前の数件のパチ屋のジャグラーは全てチェックするよ!」という人は、少しだけ足を延ばして、隣の駅のパチ屋を見てみるのもいいかもしれません。
車で郊外型の店に行っている人は、10分~20分程度で行ける範囲の他のパチ屋までドライブしましょう。
ジャグラーを打つ全ての人は、自分なりの行動範囲で台選びをしているはずです。
一切台選びをせずに、いつも同じ店の同じ台を打ったり、パチ屋に入って最初に目にとまった台をすぐに打ち出す人は、ほとんどいないと思います。
ジャグラーの台選びをする行動範囲が「一つのシマ」なのか「一つの店」なのか「一つの駅」なのか・・・
どの範囲であっても、その中で良さげな台を選んでいるはずです。
その範囲を少し広げれば、候補の台は数倍になることがほとんどです。
候補の台が数倍になれば、高設定をつかめる可能性も数倍になります。
ジャグラーの台選びをするための行動範囲をほんの少しだけ広げれば、高設定をつかめる可能性が一気に上がることになるわけです。
以上が、ジャグラーが勝てない人に献じる三つの策のひとつ、「中策」になります。
下策「やめ時を操り勝ち逃げで勝率を上げよ」
ジャグラーは実は簡単に勝率を上げることができます。
ただ、勝率とトータルのプラスの期待値はトレードオフ(交換)の関係です。
不当に勝率だけを上げる立ち回りは、トータルのプラスの期待値を下げます。
ぶっちゃけて言えば、「勝ち逃げ」です。
勝っている間にやめれば、100%勝ちが確定します。「勝ち逃げ」をすると勝率が上がります。
ですが、「勝ち逃げ」をすれば、もし高設定を打っていた場合は、高設定を捨てることになります。
もし勝ち逃げしなかったら、その後打てるはずの高設定の期待値を逃します。
小さく勝って、大きく勝てる可能性を逃すのが「勝ち逃げ」になります。
当サイトでは「勝ち逃げ」は推奨しません。高設定は時間の許す限り(できれば閉店まで)打つべきです。
ですが、「ジャグラーで負けてばかりだ!どうしても勝ちたい!」という人に、ジャグラーで勝ち逃げする方法を紹介しようと思います。
本当におすすめはしませんが・・
勝ち逃げするためには、いくつかのコツがあります。
以下に上手に勝ち逃げをするポイントをまとめます。
ジャグラーで勝ち逃げをするポイント
- 設定2や設定3(高設定のフェイク)を多く使う店で打つ
- 設定1でも機械割の高いジャグラーを打つか、設定1を避けられる程度のREG出現率の台のジャグラーを打つ
- なるべく等価交換に近い店か、出玉再プレイの範囲内で打つ
- ゆっくり打って満足する
しつこいですが、勝ち逃げは勝率を上げるだけで、トータル期待値はむしろ下げます。
ですが「下策」として献策する以上は、説明しようかと思います。
まあ、「下策」ですからね。。
説明するからには、「なるべく損をしない勝ち逃げの仕方」を書いていきます。
「設定2や設定3(高設定のフェイク)を多く使う店で打つ」と「設定1でも機械割の高いジャグラーを打つか、設定1を避けられる程度REG出現率の台のジャグラーを打つ」は実質的に同じことを言っています。
簡単に言えば、勝ち逃げを目指すのならば「機械割の低いジャグラーの設定1」以外ならば何を打ってもいい、ということです。
「機械割の低いジャグラーの設定1」だけは、なんとしても避けましょう。なるべく機械割が100%に近い台で勝ち逃げできる体制を作るべきです。
店側はシマ単位で出玉率を調整します。
なので、設定4や設定5などの高設定を狙いに行く場合は、設定1の機械割が低いジャグラー(アイムジャグラーやマイジャグラー、ハッピージャグラー、スーパーミラクルジャグラーなど)のほうが、客側は高設定台を取りやすいです。
なぜならば、上記のジャグラーに設定1を入れれば、店側は十分に利益が出るので、その分高設定が入れやすくなるからです。
ですが、勝ち逃げする前提ならば、高設定を狙いに行くよりも、機械割の低いジャグラーの設定1を避けるだけの方が無難です。
よって、ジャグラーで勝ち逃げを狙うのならば、高設定台を狙うシマとは狙う条件が逆になります。
ジャグラーで高設定を狙う場合は、設定2や設定3のフェイク設定は入っていないシマの方が良い条件です。
ですが、勝ち逃げを狙うのならば設定2や設定3の台で十分なので、むしろフェイク設定がたくさん入っているシマや店の方がありがたいことになります。
「設定2とか設定3とかフェイク設定とか言われても、知んなの分からん!」という場合は、だまってゴーゴージャグラーかファンキージャグラーを打ちましょう。
どちらも、設定1の機械割が、ジャグラーシリーズの設定1にしては高めに設定されている機種です。
また、どちらの機種もBIG確率が設定1にしては高めの機種なので、BIGを数回引いて勝ち逃げするにはもってこいでしょう。。
ほんと、推奨はしませんが、勝ち逃げを目指すならば、この2機種がベストですね。。
設定1の機械割 | 設定1のBIG確率 | |
ゴーゴージャグラー | 97.96% | 1/269.7 |
ファンキージャグラー | 約98% | 1/275.4 |
(ファンキージャグラーの正確な機械割は不明ですが、北電子発表のホール機械割から予想すると、ゴーゴージャグラーの機械割とほぼ同じになる可能性が高いです。)
コインの交換率(換金率)に関して、勝ち逃げを目指すならば、なるべく等価交換が望ましいです。
高設定をつかんで正攻法で勝つ場合でも等価交換が望ましいのでは?と思われるかもしれませんが、実はそうとは言い切れません。
換金差がある店の方が、店側は利益が出やすいので高設定を入れやすくなります。
それに比べて、等価交換の店は、高設定が入れにくくなります。
よって、高設定が必要のない「勝ち逃げ」には、等価交換の店の方が合っていることになります。
昔から、パチンコでもスロットでも「換金率の低い店は長時間粘って勝つ」のが常識です。
短時間の勝ち逃げは、その逆をいくべきです。
なお、貯玉再プレイのルールなどは自治体によって違うかもしれませんが、ほとんどの場合、貯玉再プレイをする場合は引き出すコインと預ける(もしくは交換する)コインは等価交換になっているはずです。
最後に。
勝ち逃げを目指すならば、意識的にゆっくり打つのが良いかと思います。
やめ時(勝ち逃げ時)を冷静に考えられますし、「もっといっぱい打ちたい」という気持ちを、ゆっくり打つことによってある程度緩和できるかと思います。
席を立って店内を見渡すことによって、もしかすると高設定台を見つけてしまうかもしれませんよ!
ジャグラーの「やめ時」に関しては、こちらに詳しくまとめています。興味のある方はご覧ください。
ジャグラーの「やめどき」を自由自在に操ろう!
ジャグラーが勝てない人に献じる三つの策・まとめ
このページをすべて読んでいただいた方には、「上策」と「下策」が、ほぼ反対になっていたことが分かるかと思います。
ただ、正反対な策にしろ、どちらも策ではあります。
完全に適当に打つことに比べれば、損をしない打ち方になっているはずです。
スマートな策から泥臭い策まで色々ありますが、僕は「設定1を避ける」ことが、現在のホールでのジャグラーの台選びの基本になっていると思います。
ちなみに、「ジャグラーは勝てない仕組みになっているんじゃないか?」と考えてしまう人も多いと聞きます。
そういう人には「勝てない仕組み」を否定する、こちらの記事を参考にしてもらえれば良いかと思います。
ジャグラーは勝てない仕組みになっている?
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