隣の台を打っていれば勝っていたのに!
あの時に台移動するか、ヤメれば勝っていたのに!
この店で打たなければ負けなかったのに!
ジャグラーで「たら」「れば」を言っても仕方ないですが、言いたくなってしまうのがジャグラーです。
どの台を打つのかを決める「台選び」。
移動するのか?打ち続けるのか?ヤメるのか?ホール内での行動は「立ち回り」。
少しでも勝てる可能性の高い店に行くのが「店選び」。
ジャグラーで「勝ち負け」につながる要因はいくつもありますが、どの要因が一番強く「勝ち負け」に影響を与えているのかを、このページでまとめます。
目次
重要なのは、台選び>立ち回り>店選び、の順だが・・
いきなり結論を言ってしまいます。
ジャグラーの勝ち負けに直結する要因は
台選び>立ち回り>店選び
の順です。
優良店で高設定台が入っているシマで打ったとしても、全台高設定でない限り、台選びをミスれば低設定を打ってしまう可能性が高いです。
台選び>立ち回り>店選び、の順で勝ち負けに強い影響を与えていることは間違いないです。
ですが・・
ジャグラーを打つ我々が介入できる大きさはその逆で
店選び>立ち回り>台選び
の順になっています。
どういうことかと言うと、「台選び」は直接的にジャグラーの勝ち負けに影響しますが、我々は高設定台をピンポイントで選び出すことはできない、ということです。
これとは逆で、ジャグラー経験が豊富な人ならば、かなり高精度で「店選び」ができる可能性がある、ということです。
「立ち回り」は、その中間です。
ジャグラーの「台選び」は高機械割台を狙うほど難しくなる
ジャグラーの台選びは、マイジャグの設定5や設定6のような高い機械割の台ほど難しくなっていきます。
なぜならば、高い機械割の台ほど、一部の客に独占されないように、店側が予想しづらい位置に入れてくるからです。
最近のジャグラーの高設定の投入方法としては、以下のようなものが目立ちます。
最近の店の高設定台の入れ方
- 何らかの法則にそって高設定台を投入するが、その法則は多数ある
- 高設定の投入法則が多いので、どの法則かをしぼり込むのが困難
- 高設定の投入法則をランダムに使う
- 一定期間同じ法則で高設定を投入して、別の高設定投入法則に切り替える場合もある
- 完全にランダムに高設定を投入するわけではないので、「台選び」で高設定が簡単につかめると客が勘違いしやすい
- 一定以上機械割の高い設定はゲリラ的に入れたり入れなかったりする
以上のような複雑な高設定を投入方法を、機械割の台ほど店側は厳密に行ってきます。
なので、現在のホールのジャグラーのシマでは、朝一からピンポイントで高設定を位置を予想することはほぼ不可能です。
ピンポイントで高設定台の位置を予想する台選びが困難なので、ピンポイントではない台選びが有効になります。
例えば、「絶対に入らない位置」「絶対に入らない前日のデータ」などを特定し、候補から除外できれば、アバウトながら台選びの精度は高くなります。
そこに、当日のボーナス出現率を加味して台選びをすれば、さらに台選びの精度は上がるわけです。
ただ、いずれにせよ、現在のジャグラーの設定状況を考えると、ピンポイントで台選びができないことは間違いないです。
なので、「候補の台を3台までしぼれたのに、3択で失敗してしまった!」ということは、いくらでも起こります。
こういう場合は「3択で失敗した」ことを嘆くよりも、「3択までしぼり込みを成功した」事実を喜ぶ方がいいかと思います。
残念ながら、現在のホールのジャグラーの設定状況からは、そういう結論になってしまいます。。
ジャグラーで台選びをする場合は「前日の台のデータ」や「その台が目立つ位置かどうか」など、いくつもの基準があります。
どういった台選びの基準があり、その優先順位はどうすべきなのかは、こちらのページに詳しくまとめていますので、興味のある方はご覧下さい。
【高設定台ゲット!】ジャグラーの台選びの5つの基準【朝一・夕方・夜で変わる】
ジャグラーの「立ち回り」は「台選び」と「店選び」を補う役割
ジャグラーは優良店を見つける正しい「店選び」をして、その店の中で高設定台を予想する正しい「台選び」ができれば、間違いなく高設定台が取れます。
高設定台が取れれば、基本的に台をヤメる必要はないです。自分が打てる時間の範囲でひたすら高設定台を回せばいいだけです。
ただ、「正しい店選び」からの「正しい台選び」というのは理想論であって、現実的にはその二つでは済まないことがほとんどです。
ジャグラーの現状は、とても厳しいです。
なので、「正しい店選び」からの「正しい台選び」が失敗した場合を補うために、「立ち回り」という概念を取り入れるべきです。
「正しい店選び」からの「正しい台選び」に自信があれば、打ち続ければいいです。
ですが、それに100%の自信がない場合は、状況に応じて「いったんヤメ」る立ち回りが重要です。
続けるのかヤメるのかのパーセンテージは、狙い台の自信の程度に比例させるべきです。
もしくは、他に候補の台があれば、その候補台が高設定である可能性(の自信)によって、台移動するかどうかを決めるべきです。
これらは、店選びと台選びの不完全さを補うための、臨機応変な「立ち回り」だと言えます。
「自分の店選びと台選びは正しかったのか?」「より良い店選びと台選びに今から変更できないか?」と考えて、打っている台の状況と周りの状況を比べて、狙いを修正して行くのがジャグラーの「立ち回り」です。
「立ち回り」はジャグラーの高設定台を狙いに行く全ての過程に影響を与えるので、この意味では、ジャグラーで一番重要なのは「立ち回り」だと言えるかもしれません。
ジャグラーの立ち回りは「朝一」から打つ場合、「夕方」から打つ場合、「夜」から打つ場合でそれぞれ変える必要があります。
ジャグラーの機種によって立ち回りを変えた方がベターですし、店が大型店か小型店かで変えた方がいい場合が多いです。
ジャグラーの立ち回りは下のページに詳細にまとめています。条件によるジャグラーの立ち回りの違いを知りたい方は、ぜひ読んでみて下さい。
【2018年最新版】ジャグラーの立ち回り総まとめ
専業(プロ)は「台選び」「立ち回り」「店選び」の区別がない!
僕の知る限りでは、ジャグラーを打つ専業(プロ)は「台選び」と「立ち回り」と「店選び」の境目は曖昧です。
例えば、高設定台の投入率が激低で、店全体で2~3台しか高設定が入っていないような店でも、その高設定台が取れる台選びができるプロから見れば、その店は優良店になります。
台選びの能力によって、優良店の定義が変わるわけです。
僕にとっての理想の店は、同業者(プロ)が少ない割には高設定が入っている店です。
これは、おそらくジャグラーで勝っている人ならば、皆さん同じように思うはずです。
いくら高設定台の台数が多い店でも、それに群がるプロが多い店では、高設定台を取れる可能性が低くなってしまうからです。
「店選び→台選び」という順番ではなく、「自分が台選びがしやすい店」→「自分にとっての優良店」という台選びと店選びの関係になります。
立ち回りについても、同様のことが言えます。
パチンコ屋が何店もあるターミナル駅で打つプロは、その駅周辺にある店全ての店を一度に見て回るはずです。
手練れのプロは、その全ての店をまたにかけて「店選び」と「立ち回り」と「台選び」を同時に行います。
「今日はA店が出しているから、取りあえずA店のマイジャグを打とう。」
「打ちながらB店のゴージャグの状況を見て、B店のゴージャグでもし良さげな台が空いたら、A店のマイジャグを止めてそれを打とう。」
「もちろんA店のマイジャグが出ればよし。」
「どちらも期待できない状況になったら、C店のアイムで我慢しよう。」
という具合です。
僕の場合は、アイムジャグラーの設定5がほぼ確定するような台を取れた場合でも、席を外して良い時間(多くの店では10分・食事札なら30分~60分)を使って、他の店の状況を見回ったりします。
そもそも、アイムジャグラーの設定5クラスならば、わざわざキープをしなくても、いずれまた取れる可能性も高いですが。。
パチンコ屋を何店もまたにかけて、「台選び」と「立ち回り」と「店選び」を融合させて、その範囲で一番機械割の高いジャグラーを狙って行くことになります。
「台選び」⇔「立ち回り」⇔「店選び」の理想を目指そう!
ジャグラーの「台選び」と「立ち回り」と「店選び」の理想的なやり方は、それぞれがそれぞれを補うことです。
しっかりした店選びをしたからこそ、高設定台が入っているジャグラーのシマにたどり着き、高設定台を狙う台選びが可能になります。
そもそも店選びを失敗して、高設定台がいっさい無い店にたどり着いた場合は、どんな台選びをしても高設定台は絶対に取れません。
ですが、高設定台が多く存在する店を選んだとしても、店内にライバルがとても多い店だと、台選びがしづらく高設定台が取れないかもしれません。
(あまりにも稼働が高い店だと、中間設定に稼働が付いて高設定に見えてしまっている台も多いです。)
なので、店内で台選びをしている間にも、その店は高設定台を取る台選びがしやすい優良店なのかどうかを意識して、次の日以降の店選びに生かすべきです。
そして、ただがむしゃらに店選びと台選びをするのをいったん止めて、打たずに落ち着いて、店内の状況を観察するすることが重要です。
冷静に立ち回ることで、どうすれば効率的に台選びと店選びが可能なのか見えてきます。
ジャグラーの台をペカらせる快感は何物にも代えがたいものかもしれません。
ですが、多くの台、多くの店の中から、会心の立ち回りによって1台の高設定台をゲットする快感も、ペカらせる快感に匹敵すると僕は思っています。
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