期待はするけど期待値は別-ジャグラーの期待値的な勝ち方

ジャグラーは期待値的に勝てる

ジャグラーは欲張らなければそこそこ勝てます。

1回に数時間~半日くらい打ったとして、5000円~10000円くらいのプラスにすることは意外に簡単です。

ただ、これは期待値での勝ちの話です。実際には運次第で勝ったり負けたりします。当たり前ですね、ギャンブルですから。

じゃあ、期待値とはなんぞや?となります。

「期待値?w」とか、馬鹿にしている場合ではないです。

 

パチンコ屋がトータルで客側に必ず勝つのは、パチンコ屋の期待値がプラスで客の期待値がマイナスだからです。それ以外の事実はありません。

そうやってパチンコ・パチスロ産業は成り立っています。

つまり、客のあなたがトータルの収支で店に勝ちたいのならば、期待値がプラスの台を打つしかないですし、打てばいいだけです。

ジャグラーの期待値的な勝ち方を知っておくべきです。

 

期待値を理解するのは色々めんどうなのですが、簡単に言えば期待値とは「勝ったり負けたりを繰りす時の平均の予想値」いう感じです。このまま覚えて問題ないと思います。

 

具体例を挙げてみます。マイジャグラーⅢの設定5を拾って、閉店まで3時間打てるとします。その時の期待値は700×3×3×0.0714×20≒9000で、約+9000円が期待値となります。

(一時間700回転で計算、等価交換、機械割はパチスロ攻略マガジンより)

 

最近のホール事情からすると、マイジャグラーⅢの設定5はなかなか打てませんが、まったく打てないレベルの台でもありません。

しぶとく高設定を狙っていれば、たまには打てるレベルです。

マイジャグラーⅢの設定5を3時間打った時の期待値が+9000円だというのは、どういう意味なのか考えてみます。

 

マイジャグラーⅢは合成確率が1/132と高く、ガンガンボーナスが引けるなかなか良い設定です。ですが、運が悪ければ当然負けます。

3時間程度打つ場合ならば、勝つことも多いですが、負けることも多いでしょう。REGばかりに偏って「高設定なのに負けた!」となる場合も少なくないです。

 

では、マイジャグラーⅢの設定5をまる1日回したらどうでしょうか?

かなりの確率で勝てるはずです。パチスロ攻略マガジンによると、勝率は約80%のようです。5日打って、4日はプラスで終わる計算です。

 

マイジャグラーⅢの設定5でも、3時間なら負ける可能性があるけれども、1日打てれば80%は勝てる。

もし、マイジャグラーⅢの設定5を何日も打ち続けることができたとしたら、トータル収支での勝率は80%→90%→95%と、どんどん100%に近付いて行きます。

これがよく言われる「機械割100%以上の台は打ち続けていると勝ち続けられる、機械割100%以下の台は打ち続けていると負け続ける」ということの意味です。

 

ジャグラーは長く打てば打つほど、その台の設定通りの確率でBIGとREGを引くことになります。

つまり、期待値がプラスの台を打ち続けていれば、いずれ収支はプラスになる、ということです。

さらに、「期待値の和」の法則によって、積み上げた期待値は積算されていって、トータルの期待値と実際のトータルの収支が近づいて行きます。

(※・ここで「近づく」というのは、割合として近くなるという意味になります。実際の収支が「反発」して近づくわけではないです。「ハマったらその分いずれ噴く」ということではないです。)

 

ただ、やはり短期間では高設定を打ったとしても運次第で負けてしまう。

では、この「長く打てば」とか「打てば打つほど」や「短期間では」というのは、現実的にどのくらいなのでしょうか?

 

高設定はどのくらい打ち続ければ安定して勝てるの?

「高設定=期待値がプラスのジャグラー」ならば、ジャグラーの高設定はどのくらい打ち続ければ安定して勝てるのか?

これに答えるのは、経験的な結果からしかできません。

なぜなら、実践では最終的に打てた設定を予想することしかできないからです。

今は4号機時代のように設定を確認することができません。昔は閉店後に設定を確認できるホールがありましたが。。

 

僕は、朝一から強いイベントやリニューアルや新規の店を攻めて、マイジャグラーⅢの設定5か設定6のような台を1日打つ機会もたまにあります。

ほぼ高設定だろう台を1日打ったとしても、果たしてその台は設定6だったのか、設定5だったのか、最悪設定4だったのか、確実に言い切れるような数値で終わることは少なかったです。

実践では設定と設定の間の中間的な数値に終わることがほとんどです。

 

お昼や夕方から良さげな台を拾って打つ場合などは、上記よりもさらにその台の設定には確信が持てません。

それに、最近のホールは設定1から設定6までの全設定をよく使います。(まあ、設定6は非常に少ないのですが・・)なので、最終的に打っている設定は測り知ることが難しいのです。

 

例えば設定5と決めると、設定5の台は何万回転で勝率何%というような計算が可能です。

ですが、今のホールでのジャグラーの設定状況や稼働状況を考えると、そういった計算は意味がないです。

 

ジャグラーシリーズで勝つためには、トータルで設定4以上の台を打ち続けるしかない。

ですが、設定1や設定2の台を打ってしまう場合も絶対にあります。

どんな状態から打ち始めても、「絶対に高設定確定!」という状況は、今のホールではありえません。つまり、どんなに凄腕の専業(プロ)でも、低設定を打ってしまう割合が常にあります。

 

低設定台を打っている時間は、どんどん負けている時間です。そこで負けた分以上に、設定4以上の台を打つしかないです。

低設定に滞在する時間よりも高設定に滞在する時間が長ければ、トータルで勝てます。

 

ただ、ジャグラーシリーズの多くの機種は設定1と設定2の間に大きな機械割の差があります。

ジャグラーシリーズの設定1は客側が大きくマイナスになる設定ですが、設定2は客側が「ほんのちょっとマイナス」になる設定です。

なので、まずは設定1を避けることが最重要になります。これについては、こちらのページにまとめてありますので、よろしければご覧ください。

 

ジャグラーは設定1さえ避ければ一気に勝ちが見えてくる

ジャグラーは設定2以上を狙えば一気に勝ちが見えてくる

 

 

とは言っても、今のホール状況ならば、最終的に自分が打っていた台の設定の予想は非常に困難です。

ではどうするか?

 

それは、先ほど書いたように長い目で見て、トータルでプラス収支になっているのなら、設定4以上を多く打てているのだな、と判断するしかないです。

長い期間のトータルでの収支がプラスならば、その人が打っている設定の平均の機械割が100%を超えている可能性が高いです。

 

そこで、「細かい運不運に左右されずにトータルで良い設定が打てている」と言い切れる期間は、一体どのくらいなのか?

となります。

僕は以前は月に15日~20日くらい打っていました。

終日打てる場合もあったし、ダメそうで途中で帰ったり、逆に午後から打ったりした場合もあったので、1日の平均ならば6時間くらいしか打てていなかったと思います。

このくらいの計算で、1か月の平均はほとんど負けませんでしたが、しかし1ヶ月の勝ち額は大きく上下しました。ムラがありました。

2か月の平均ならば、負けはほぼ完全にないし、勝ち額も安定したと思います。

大体この程度です。

月に15日だとすると、週に3.5日です。

週に2日程度しか打たない人は、安定するまでの期間が3~4か月になってしまうことになります。

 

一日平均6時間というのも、仕事帰りのみでは達成できない時間です。なので、仕事帰りしか打てない人は安定するまでの期間がさらに増えます。

立ち回りが甘くなれば、これよりもっと長くなります。

 

全て考え合わせると、ジャグラーをよく打つ人の場合、その人がベストな立ち回りをしてトータルで高設定をつかめているかどうかは、半年間の収支を見なければ分からないことになります。

これが今のジャグラーの現実だと思います。

僕は話を盛ったりすることが嫌いなので、正直に計算してみました。

半年もかからなければ今のジャグラーでは確実にプラスにできるとは言い難いのが現実なのです。

 

ただし、これは最悪の場合でも、の話です。調子が良ければ大した努力もせずにどんどん勝ててしまうのがスロットです。

一週間で5万や10万くらいならすぐ勝てる場合もあります。一週間でもっと勝ったことがある人もいると思います。

 

また、ジャグラーは「確率通り」には出ません。

この意味を正確に理解することは、ジャグラーのトータル収支をプラスにする上でとても重要なことだと僕は考えています。

ジャグラーが「確率通り」には出ないことは、こちらに詳しく説明しましたので、興味のある方はご覧ください。

 

ジャグラーは確率通りに出ない

ジャグラーは確率通りに出ない

 

ジャグラーのトータル収支を記録することをおすすめします

高設定を打ち続ければ、いずれ収支は必ずプラスになります。低設定を打ち続ければ、いずれ収支は必ずマイナスになります。

その「いずれ」は、以前に専業(プロ)だった僕の感覚で言うと、仕事帰りに週2回のジャグラーだと、半年が答えになります。

仕事帰り以外にも打てたり、週に2回以上打てるならば、これより短い期間で収支はプラスにすることができます。

ここでとても重要なことがあります。

当たり前のことですが、トータル収支がプラスになっているかマイナスになっているかを知るためには、収支を記録する必要があります。

収支の記録に関しては、こちらに詳しくまとめています。

 

ジャグラーの収支を記録すると勝ちにつながる4つの理由

ジャグラーの収支を記録すると勝ちにつながる4つの理由

 

収支を記録しないのであれば、スロット(ジャグラー)専用の財布を用意して、その中のお金はスロット以外では出し入れしない、とする必要があります。

これは本当に重要です。このどちらかが出来ないと、一生スロットで(ジャグラーで)勝つことはできません。

そして、これが意外とできない人が多いようなのです・・・

 

しっかり収支のプラスマイナスを覚えておかなければ自分がジャグラーのトータルで勝っているのか負けているのかが分かりません。

昨日打って勝てたから気分を良くして今日も打ちに行く。今日も勝ったら明日も行く。もし今日負けたら、しばらく打たない。そして、お金が出来たらまた行く。

これが典型的なスロットで負ける人の取る行動です。トータルでいくら勝っているのか負けているのかを気にしていない。今日勝てればいい。今日負けたら今日のことは忘れる、です。

 

人間は自分に都合の良いことだけを覚えている生き物です。

スロットで勝ったことは覚えているけれど、負けたことは忘れる。だからいくら負けている人でも、勝った時のことだけを思い出してまたパチ屋へ行ってしまう。

そういう人間の本質的な性質を利用して、パチンコ店は利益を出しているのです。

パチンコ屋から利益を出すためには、その逆を行く必要があります。

 

ジャグラーで勝つためには、この人間の性(さが)と言える部分を乗り越える必要があります。パチンコ店の「お客様」にならないために乗り越えるのです。

勝ったことも覚えて、負けたことも覚えなければならない。いちいち全てを覚えておくのは不可能なので、収支を記録するか、スロット専用財布を作る必要があります。

 

そして、ジャグラーで勝ったからと言って、勝った分をすぐに使ってしまうことは厳禁です。

3時間で期待値5000円の台を打って、運よく30000円勝ったとします。

5000円はすぐに使ってもいいです。ですが、25000円は取っておかなければならないです。

なぜなら、3時間で期待値5000円の台を打って30000円負けることだって日常茶飯事だからです。

3時間で期待値5000円の台を打って30000円勝ったのならば、25000円分は幸運で勝っただけなので、次回以降の不運の分に補てんしなければならないのです。だから取っておく。

これをしないと、すぐに種銭切れ(打つ金がない)状態におちいります。サラリーマンならば次の給料が出たら打てばいいわけですが、それでは良い台を発見しても打てない場合が出てしまう。

ジャグラーで勝ち続けるためには、半無限に種銭(投資金)が必要なのです。

半無限が理想ですが、現実的には大体10万~20万あって、しっかりと台を選んで打てば、ジャグラーでその資金がつきる可能性はかなり低いです。

ですが、勝った金額をそのまま使ってしまうようなことをすれば、最初に20万あろうが50万あろうが、すぐに投資金がつきてしまうのは想像できると思います。

 

まとめ

ジャグラーは高設定を打ち続ければトータルで必ずプラス収支になります。

低設定を打ち続ければトータルで必ずマイナス収支になります。

なので、上手く高設定を探して打ち続ければ、だれでもトータル収支をプラスにすることができます。

期待値がプラスの台を打ち続ければ、トータル収支がプラスになります。

 

そのためには、お金をしっかり管理した上で、長い期間での収支に注目する必要があります。

店が客に勝つ方法とは真逆の、客が店に勝つ方法を実行することが、ジャグラーのトータル収支をプラスにするための唯一の方法です。

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